自然派ワインとボサノバの夕べ

食べ物はそう、bioとか無農薬にこだわるわけではないのだけど、このところ家で飲むなら

自然派ワイン

という感じ。

ボルドーのグラン・バンのかぐわしい香りはもの凄くすきなのだけど、でも毎日飲むとなるとね・・・

自然派のワインなら極限まで押さえた亜硫酸のせいか次の日にも残らないし、何よりも作った

土地の”香り”

がするのがなんだかいいのです。

ロワールならロワール、ブルゴーニュならブルゴーニュ。そんなフランスの豊かな土壌、”テロワール”を強く感じるワイン。バンダンジュ(ぶどう摘み)に誘ってもらったり、造り手の方にお会いする機会が何度かあったりして、お話を聞くうちに、ワイン造りに対する並々ならない情熱、努力、そしてやさしさ。そんなものが全てワインの雫のなかにかもし出されている感じがするのです。

そんな、自然派ワインが大好きな知り合いや友人をよんでよく

自然派ワインの夕べ

を我が家でやったりするのですが、今週末もバカンスの楽しい話をしがてら、お料理を囲んで自然派ワインの会です。本日のconvive(コンビーヴ=一緒にゴハンを食べるヒト)は

子供の習い事の先生。自然派ワインの大好きなご夫婦です。

まずはコーヒーテーブルでゆったりとウエルカムワインとおつまみ・・・。ここでゆっくりとお話をして、リラックスしてからテーブルへ・・・・というパターンがお客様が来られた時の我が家のながれ。この時間は、お客様にもリラックスしていただくためにとても大切な時間。

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昨日3週間のヨーロッパ一周出張旅行から戻ってきた(半分死んでました。・・・・)旦那yasushiくんの、お土産。

スペインに行くと必ず買ってくる、

ジョベータというイベリコハム。

どんぐりを食べて育った黒豚の後ろ足部分の生ハムです。鼻からふっと抜けるどんぐりの香ばしい香り。かみ締めるほどに味が口の中に広がります。

あわすワインは
L'anglore

写真で見るとおり、色はかなり深めなのですが、これ”ロゼワイン”です。ロゼワインといえば”TAVEL"を思い出しますが、その”TAVEL"の現在ナンバーワンと言われている

”エリック・ピファーリング”

という造り手のワインです。亜硫酸ゼロ。冷蔵庫を畑に持ち込んで収穫するという徹底ぶり。パリの老舗ワイン屋さんでも販売は

一人一ケース

という、入手出来ればうれしい~~~~ロゼワインです。

生の果実をぎゅ~~~っと絞った濃いフルーツの香りがします。

ロゼだけど、こんな味の強い生ハムにも相性はバッチリなのです。


ここで大体1時間位ゆっくりと寛いだあとはテーブルへ・・・

小さなお皿にいろいろ少しづつ盛って、お好きなお皿を手で取って自分のプレートに乗せて召し上がっていただくことにしました。取り合わせの妙も考えて楽しいamuse-boucheを考えました。

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お出ししたのは4品の

amuse-bouche(アミューズ・ブッシュ)
前菜の前の軽いおつまみです。

アボガドのスパイシーサラダ
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アボガド、たまねぎ、トマトを小さくみじん切りして、レモン汁、チリパウダー、醤油、タバスコ、塩コショウなどで合えたもの。トルティーヤチップスですくいながらど~~ぞ。

ラングスティーヌ(手長エビ)のパリパリ焼き
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マルシェのいつも行くお魚屋さんで

”今日はラングスティーヌがお買い得だよ!!”
ということで2キロも買ってきたラングスティーヌ。それを

パート・カダイフ
というアラブ料理の甘いお菓子で使う、髪の毛のように細い皮を貼り付けてオーブンで焼いたもの。
ソースは生クリーム、牛乳、味噌を混ぜたもの。口に入れるとパリパリと音がします。
そして、このソース。

味噌と生クリームってめちゃくちゃあうんですよ~~~~。(生クリーム多い目です)


鴨の胸肉の燻製とマンゴー
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鴨の胸肉の燻製は市販のもの。モノプリグルメのこれは変な癖もなくってとってもおいしい。お料理にフルーツを入れるのは本当はあまり好きではないのだけど、この鴨のスモークの香ばしさとマンゴーのとろりとした甘さはベストな取り合わせ。味のつなぎにミントも少し挟んでます。ソースはバルサミコグレーズ。(←最近お気に入り)グロゼイユを彩りにトッピング。

みそモッツアレラとトマト
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京都の西京味噌ゆず胡椒を混ぜたものに、丸いコロコロのモッツアレラチーズを絡め4時間くらい味をしみこませたもの。味噌漬けのモッツアレラはバーナーで少し焼いて焦げ目をつけると味噌のおこげもまたおいしい!!最近見つけたちっちゃなちっちゃなココット型に入れてみました。

で・・前菜は

ラングスティーヌの冷たい茶碗蒸し
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2キロも買ってしまったラングスティーヌをなんとか消費しなきゃ!!ということで。

中身はラングスティーヌの身ポワロネギのバターソテーモッツアレラチーズ
折角の新鮮なラングスティーヌ。にんじん、たまねぎ、ポワロネギ、セロリ、ローリエ・・・・などの香草と一緒においしいエビ味噌入りの殻白ワインで煮込み、サフランもあわせて、おだしをとったら卵とあわせて、オーブンで蒸しあげます。食べるまで冷蔵庫で冷たく冷やして・・・・

我ながらおいしかったなぁ~~~~(笑)感涙で写真もボケています・・・・(←いいわけ)


ここまでワインはずっとL'Anglore。味の濃い鴨にもアボガドのサラダにも何でもベストマッチです。

主菜は

豚肉のトマトソース黒オリーブ風味
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これは私のオハコ。。。もう30回以上登場のレシピ。ずっと昔に、日本の料理番組でみたレシピを書き留めたメモが元のレシピです。

トマトソースは少し甘い目のものがおいしく、いつも使うのは

リーダープライス
のトマトのオリーブ煮の缶詰。多分世界一おいしいトマト缶です!!
(フランスの激安スーパーリーダープライス。でもよそのお店にはないナイスな商品も実は一杯あるのです。
サイトの簡単レシピもなかなか使えますよ~~~)

豚肉の肩ロースに小麦粉をつけて焼いたら、じっくりいためたたまねぎと、白ワイン、にんにく、黒オリーブ、パセリで煮込んでいきます。豚肉がお箸で切れるくらいやわらか~~くなります。

仕上にオリーブオイルににんにくとローズマリー、レモンの皮を刻んだものを入れて少し火を通して香りをつけたら熱々の所をジュッとお肉にかけていただきま~~す。

そしてこちらのお肉にあわせたのは

Arbois Pupillin 1999年(アルボワ ピュピヤン)
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フランスでも結構マイナーな地域。ジュラ・サボアの有名な造り手。オベルノワさんのワイン。レンガ色のワインからは腐葉土のような土の香りと木樽の深い香りが漂います。10年の熟成期間を経て、フランスのとてもいい男になったね~~~~。という感じ。l

デザートは
マンゴーチーズムース
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冷蔵庫をごそごそしてたら、マンゴーピュレ、キリーのクリームチーズ、ヨーグルト、フロマージュブラン、ミルクなど・・・・

きっと混ぜたらおいしいものが出来るだろうな~~~

・・・混ぜたら出来ちゃったデザートです。

これ自分的にはかなり点数高く。でも適当に混ぜたら出来ちゃったのでレシピもなく、自分としても

残念!!

今日はあけたワインはちょっといつもよりも少なめだったけど、音楽のこと、ワインのこと、日本のこれからのこと、昆虫の進化のこと・・・・など色んなおはなしが出来、とても楽しい夜でした。

とても大人のムードの今日の会食。音楽はこんな静かな物を選んでみました。

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とても古い曲ばかりですが、これからの秋の夜長にはしっとりといい感じ・・・・・

大好きな夏も逝き、紅葉散る巴里の秋。ボサノバでも聞きながらゆったりと夜長をたのしもうかな??
また自然派ワインレポートしま~~す。

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by parisatsuko | 2009-09-06 22:36 | お料理


パリ生活10年にピリオド。京都で絵の教室と、お料理の活動をやっています。


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